那覇の暗渠(あんきょ)ガーブ川

「暗渠」とは聞き慣れない言葉だけど
ウィキペディアで調べてみると
「溝渠」のページに飛ばされる

その「溝渠」の写真が何故か微笑ましいw

まぁようは「どぶ」の事だ

その中でも「暗渠」は地中を流れるドブの事を言う

那覇にもこの暗渠と呼ばれる川が流れている
それも商店街のど真ん中をかなりの距離で流れている

その川がガーブ川
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水源は那覇市の長田あたりなんだけど
そこから通り道の生活排水を集めながら
与儀公園から国際通りをまたいで久茂地川に流れ込んでいる
ガーブと言う名前は湿地を表す方言から

第二次大戦後の復興においていち早く発展して
「奇跡の1マイル」と呼ばれた国際通り

国際通りとクロスする形の平和通り商店街には
生活に密着した店が増加していった

平和通り商店街で商売をしたい人が殺到して、ついには
横を流れるガープ川の上にまで小屋を建てて商売を始めた
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しかし河川整備が進んでおらず
台風で大雨が降るたびに氾濫したので
1962年に川底を2.9メートル掘り下げて
総延長729メートル、高さ4.5メートル
の鉄筋コンクリート製暗渠を設置する工事を計画

この辺りはもともと湿地帯で地盤が弱い上に
川の両岸には店舗、家屋が立ち並んでいて
工事するスペースも少なく、また立ち退き問題も
あって調整に難航したものの1962年8月28日に起工した
立退き店舗は281店舗に及んだ

途中でクレーンが倒れたり民家が傾いたり
はたまた琉球列島米国民政府から横槍が入ったり
しながらも1965年3月に完成

これって川を回避させて流しつつ川底を掘って
U字型のコンクリを埋めて蓋をして
間髪入れずに蓋の上にビルを建てていくのを729メートルw
って工事を2年半くらいで完成ってスゴくない?
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蓋の上にビルを建設中
横のスペースが無い

ガープ川の氾濫が無くなった商店街は
1969年に牧志公設市場が火災で焼失するなどしながらも
1972年には本土復帰でさらに発展していく

これは沖映通りかな?
バスが通ってるのが国際通り?そして、むつみ橋?
Before 暗渠
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アメ車がカッコいいね


After 暗渠
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