オスプレイについて調べてみた

オーストラリア東部の沖合で5日
米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが墜落した
23人が救助されたが、3人が行方不明

昨年12月13日に名護市安部の海岸で墜落
2人が負傷する事故があった
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これでまたしても翁長知事は激怒沖縄マスコミも大騒ぎになったので
オスプレイに関して改めて調べてみた

愛称のオスプレイとはタカ目の猛禽類の一種である「ミサゴ」の意味
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第2次大戦以後ヘリコプターが実用化されて

滑走路を必要としない
ホバリングが出来る

などの利点は評価されたけれども

速度が遅い
航続距離が短い

などの欠点も浮き彫りになった

ヘリコプターと飛行機、両方の利点を求めて開発が始まった

何世代かの実験機を経て開発されたのが
ティルトローター式のプロペラ機 V-22 Osprey
米海兵隊向けをMV-22、米空軍向けをCV-22と呼ぶ

ティルトローター式と言うのはプロペラの傾きを可変式にして
プロペラが上に向いた状態をヘリコプターモード
プロペラが横を向いた状態をプレーンモード
と言う
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滑走路を走って離着陸する場合はプロペラが地面を擦ってしまうため
斜めにプロペラを傾けた転換モードで行う
駐機しているときには翼を折りたたむことが出来る

オスプレイは輸送機なのでミサイルなどの兵装は無く
せいぜい銃架と電子戦装備くらい

最高速度は約555Km/hで一般的なヘリコプターの約2倍の速度
航続距離は荷物なしで3,593kmでこちらもヘリコプターの約2倍
と利便性と性能を兼ね備えた航空機となっている

よく言われている騒音問題だけど
ヘリコプターモードでヘリコプターと同程度
プレーンモードではヘリコプターよりも若干静か
との結果が出ている

しかし何よりも大事なのは安全性

パイロットはプレーンモード、ヘリコプターモード、転換モードの
3種の操縦方法を習得する必要があり操縦は難しいようだ

開発の初期段階では2機が墜落していて
2機目の墜落では海兵隊員3名と開発技術者4名が死亡している

初期生産試験運用時でも2機が墜落していて
原因の究明とシステム改修が行われた

配備後の明らかな墜落は2件で着陸失敗が6件

昨年の名護での事故は空中給油でのプロペラ破損が原因で
米軍的には不時着の失敗だそう

オーストラリア東部での事故は揚陸艦着艦時に機体が船尾に接触して
バランスを失った事故

「未亡人製造機」などと言われてディスられているオスプレイだけど
同じ垂直離陸機のAV-8B ハリアー IICH-53 シースタリオンなどに比べると
事故率は3分の1程度とされている
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AV-8B ハリアー IIは昨年のフライトラインフェアの前に中城湾で墜落して
フライトラインフェアで出禁になっていた

海兵隊MV-22と空軍CV-22では事故率が大きく違っている
MV-22の10万飛行時間あたりの事故率は2012年4月までで1.93
CV-22では2012年6月15日の時点で13.47とMV-22との乖離が見られる

これはCV-22がアメリカ空軍向けの特殊作戦型であることに由来する
危険な任務につくことが多いためMV-22より事故率が高くなる

沖縄紙の報道で2010年〜2012年のアフガニスタンでの運用に関して
「事故が多発した」との報道があった

ただよく見るとこれは恣意的な印象操作の感じがする

まずMV-22の飛行時間が絶対的に少ない
比較的最近配備されているので配備数も少ないはず

ヘリコプターに関してはかなりの飛行時間があるから
アフガニスタンでの高速輸送があまり求められていなかった
と言う事も考えられる

さらに事故のクラスがA~Dまで含まれている
事故は被害額及び人的被害でランク分けされるが
Cランクでは5万ドル以上50万ドル以下の被害額
傷病欠勤1日以上の事故を言うらしく
Dランクではそれ以下の被害

安全性を示す指標にはクラスAのみで評価するべきとされている
調べるとアフガニスタンでクラスAの事故は着陸失敗の1回だけ

飛行時間の少なさ ✕ クラスDまでの事故計上
極端なスコアの事故率を印象づけている

どうしてもオスプレイを悪者にしたいようだが
本当に危険なのは普天間基地の立地
これに関しては疑いようがない
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一言で言うと
すべて鳩山兄が悪い(´・ω・`)
まぁそういうことだ

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